☆SOD factory☆
 名画の休憩
交通安全(序の舞)♪

SODfactory美術館



名画の休息
交通安全(序の舞)

上村松園(1875〜1949年)
東京藝術大学大学美術館所蔵
1936年の作品です。

( 
「無我」横山大観(1868〜1958年)
 東京国立博物館所蔵 1897年の作品 )

気品あふれる美人画を得意とした
日本画家の上村松園は、
明治〜昭和を通して生涯、
「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」
「真・善・美の極致に達した本格的な美人画」
を念願として女性を描き続けました。

父が誕生2か月前に亡くなり、
母仲子は女手一つで
松園と姉2人の娘を育て上げました。
明治は
「女性が画家って馬鹿か!?」
って時代
でしたが、
仲子は常に松園を理解し励まし支え続けました。
「私の芸術までも生んでくれた」
ってな事を著書に書き、
母を追慕する作品も何点か描いてます。

そんな母に支えられ
京都府画学校(現:京都市立芸術大学)に入学して
北宋担当の鈴木松年に師事、
雅号として「松園」を用います。
鈴木松年の辞職により退学し、松年塾に入りました。

1890年、第3回内国勧業博覧会に出品した
「四季美人図」が一等褒状受賞し、
来日中の
ヴィクトリア女王の三男アーサー王子
が購入し話題
となりました。
漢学を学んだり謡曲を習ったりもしており、
1948年には女性として初の文化勲章を受章しています。

松園が61歳のときに
文展招待展にて出品された
「序の舞」
政府の買い上げとなり、後に重要文化財に認定されます。
松園にとっても重要な作品だったようで、
「私の理想の女性の最高のものと言っていい、
 自分でも気に入っている『女性の姿』であります」
と語っています。
能の舞のなかでも最も高位の舞であり、
女性のうちにひそむ強い意志、
たおやかに、艶やかに、芸事に勤しむ凛とした立ち姿
が描かれています。
視線は力強く扇の先を見据え


って、

 扇は?
あっ!
危ない!
「無我」で外を歩いちゃ
駄目〜!!

  ●交通安全

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 2022年 195×267mm

参考文献:ウィキペディア          
    :ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
    :足立区綾瀬美術館ブログ      


 
 

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